漫画の引っ越しや整理をするとき、意外と気になるのが重さの問題。
実は漫画の重さは、形式やサイズによって大きく異なります。
本記事では、漫画の種類別・サイズ別の重さを徹底解説。
さらに、漫画をコレクションする際の軽量化のコツまでご紹介します。

この記事を読めば、漫画の整理や移動がもっと楽になるはずです。
漫画一冊の重さを種類別・サイズ別にまとめてみた


漫画の重さは、出版形態によって実にさまざま。
単行本から文庫本まで、それぞれの特徴と重さの目安をご紹介します。



引っ越しや収納の参考にしてください。
単行本の重さ
単行本は、漫画の中で最も一般的な形式の一つです。
多くの人が馴染みのあるサイズで、手軽に持ち運びができるのが特徴。



では単行本一冊の重さや、まとめて持った場合の重さはどれくらいなのでしょうか?
単行本の1冊、10冊、50冊、100冊の重さ
単行本1冊の平均的な重さは約200g。
この数字を基に、複数冊の場合の重さを計算してみましょう。
1冊 | 200g × 1 = 200g |
10冊 | 200g × 10 = 2kg |
50冊 | 200g × 50 = 10kg |
100冊 | 200g × 100 = 20kg |
10冊で簡単に持ち運べる重さですが、50冊や100冊になるとかなりの重量になります。



引っ越しや長期保管の際には、この重さを考慮する必要があるでしょう。
新書版漫画の重さ
新書版は文庫本に近いコンパクトなサイズが特徴で、携帯性に優れています。
このサイズの漫画も、多くの読者に親しまれています。
新書版の1冊、10冊、50冊、100冊の重さ
新書版1冊の平均的な重さは約150g。
以下に具体的な重さを挙げます。
1冊 | 150g × 1 = 150g |
10冊 | 150g × 10 = 1.5kg |
50冊 | 150g × 50 = 7.5kg |
100冊 | 150g × 100 = 15kg |
軽量で持ち運びやすい新書版ですが、まとめると単行本よりやや軽い程度。



保管時のスペースや重さを抑えたい方におすすめのサイズです。
B6版漫画の重さ
B6版は単行本より一回り大きいサイズで、イラストや文字が見やすいのが魅力。
このサイズも人気が高い形式の一つです。
B6版の1冊、10冊、50冊、100冊の重さ
B6版1冊の平均的な重さは約250g。
まとめると以下の通りです。
1冊 | 250g × 1 = 250g |
10冊 | 250g × 10 = 2.5kg |
50冊 | 250g × 50 = 12.5kg |
100冊 | 250g × 100 = 25kg |



ページ数が多い場合、1冊の重さがさらに増すことがあります。
この点は特に注意が必要でしょう。
A5版漫画の重さ
A5版はB6版よりもさらに大きなサイズで、内容の読みやすさや表紙デザインの視認性が魅力。
特にアート性の高い作品や、豪華な特装版に採用されることが多いサイズです。
A5版の1冊、10冊、50冊、100冊の重さ
A5版1冊の平均的な重さは約300g。
この重さを基に計算すると以下のようになります。
1冊 | 300g × 1 = 300g |
10冊 | 300g × 10 = 3kg |
50冊 | 300g × 50 = 15kg |
100冊 | 300g × 100 = 30kg |



重さだけでなくサイズも大きいため、収納スペースの確保も考慮する必要があります。
ただし、大判サイズのイラストや文字を楽しみたい方にとっては最適な形式です。
文庫本の重さ
文庫版漫画は最もコンパクトなサイズで、軽量さと持ち運びやすさが特徴。
コストを抑えて漫画をコレクションする場合にも人気です。
文庫本の1冊、10冊、50冊、100冊の重さ
文庫本1冊の平均的な重さは約120g。
以下が具体的な計算です。
1冊 | 120g × 1 = 120g |
10冊 | 120g × 10 = 1.2kg |
50冊 | 120g × 50 = 6kg |
100冊 | 120g × 100 = 12kg |



非常に軽量で持ち運びやすい一方、文字や絵が小さくなるため読みやすさがやや劣ることも。
収納効率を重視する方におすすめのサイズです。
大判コミックの重さ
大判コミックは一般的な単行本よりも一回り以上大きなサイズで、重量感があります。
豪華版や特別なコレクション向けの作品に多く見られます。
大判コミックの1冊、10冊、50冊、100冊の重さ
大判コミック1冊の平均的な重さは約330g。
330gを基に計算してみました。
1冊 | 330g × 1 = 330g |
10冊 | 330g × 10 = 3.3kg |
50冊 | 330g × 50 = 16.5kg |
100冊 | 330g × 100 = 33kg |



視認性や特別感がある一方で、重さがあるため持ち運びにはちょっぴり不便。
保管場所に余裕がある場合やコレクションを楽しみたい方に適しているでしょう。
【番外編】ちょっとタメになる漫画の重さ


ここからは、漫画に関する重さの豆知識をご紹介します。
意外と知らない情報ばかりかもしれませんよ!
週刊少年ジャンプの重さは?
週刊少年ジャンプ1冊の平均的な重さは約700g。
これを積み重ねるとどれだけの重量になるか想像できますか?
10冊で7kg、100冊で70kgにもなります。



定期購読している方は、保管スペースと共に重さも計算に入れた方が良いでしょう。
ワンピース100冊の重さは?
人気作品『ワンピース』の単行本は約200g。
100冊揃えると約20kgにもなります。



コレクターの方は、この重量を考慮して頑丈な本棚を用意すると安心でしょう。
少女漫画の重さは?
少女漫画は新書版や文庫版が主流で、軽量な点が魅力。
新書版の場合1冊150g程度が平均的で、100冊で15kgと比較的軽量です。
青年コミックの重さは?
青年コミックはB6版やA5版が多く、サイズによって重さが異なります。
例えばB6版なら1冊250g程度、100冊で25kg。
深みのあるストーリーやデザイン性の高い装丁を楽しむための重量感になっています。
重さ1kgの場合、本は何冊分?
1kgは例えば文庫本なら約8冊、新書版なら約7冊、単行本なら約5冊に相当します。



重量制限のある場合、この基準を覚えておくと便利でしょう。
漫画一冊の場合、定形外の送料はいくら?
漫画一冊の送料は、重さによって異なります。
一般的な漫画一冊の重さは約200g〜300gほど。
一般的な重さで定形外郵便に仮定すると、以下のような料金になります。
- 250g以内:320円
- 500g以内:510円
ただし漫画の厚さや大きさによっては、規格外になる可能性も。
その場合、料金が若干高くなります。
- 250g以内(規格外): 450円
- 500g以内(規格外): 660円
なお定形外郵便以外にも、より安価な配送方法があります。
例えば以下のような方法です。
- クリックポスト:1kg以内で185円
- ゆうパケット:1kg以内で250円〜360円



これらの方法は多くの漫画一冊の配送に適しており、定形外郵便よりも安く送ることができます。
漫画を軽量化するコツ





大量の漫画を所有していると、その重さに悩まされることもあるでしょう。
ここでは、漫画をコレクションする場合を想定して軽量化するためのコツをご紹介します。
買取、寄付などを利用して不要な漫画を処分する
不要な漫画を手放すことは、軽量化だけでなく整理整頓にもつながります。



特に買取店を利用すれば、不要な漫画を売却し副収入を得ることが可能。
人気作品や保存状態が良いものは高価買取の対象になる場合も。
近くのリサイクルショップを訪れるほかネット買取サービスを活用すれば、手間なく多くの漫画を引き取ってもらえます。
また、寄付という選択肢もあります。
地域の図書館や福祉施設では、不要な漫画を歓迎する場合があります。
手放すことで、次の読者に楽しんでもらえるという喜びも得られるでしょう。
不要なものを減らし自分にとって必要な作品だけを手元に残すことが、軽量化の第一歩です。
漫画収納ケースや本棚など、収納グッズを購入する
物理的な漫画の重さを減らせなくても、効率的な収納方法を取り入れることで扱いやすくなります。
まずおすすめしたいのは、専用の漫画収納ケース。
積み重ねが可能なデザインや引き出し付きで簡単に取り出せるタイプなど、さまざまな種類があります。



透明ケースを選べば、どこに何の作品があるのか一目でわかるので便利。
本棚を新調する場合は、耐久性を重視しましょう。
特に漫画の重量に耐えられる、頑丈な素材を選ぶことが重要。
また棚の高さを調節できるタイプは、さまざまなサイズの漫画を効率的に収納することにつながります。
収納グッズを活用することで、重さの負担を軽減しながらコレクションを見栄えよく保てるでしょう。
紙媒体から電子書籍へ移行する
物理的な重さを完全にゼロにする最も効果的な方法が、電子書籍への移行です。
タブレットやスマートフォンがあれば、数百冊の漫画を軽々と持ち運ぶことが可能に。
電子書籍版は保管スペースを取らず、引っ越しや整理の手間も省けます。
また電子書籍ストアではセールが頻繁に行われており、紙の本よりも安く購入できる場合がほとんど。
一方で、紙の本特有の手触りやページをめくる感覚を大切にする読者も多いでしょう。



そのため特に気に入った作品だけを紙で保管し、それ以外は電子書籍に切り替える「併用」もおすすめ。
デジタル化は、省スペースと利便性を両立する理想的な軽量化手段でしょう。
まとめ|漫画の重さは種類やサイズによって大きく異なる


漫画の重さは、種類やサイズによってさまざまということが理解できたでしょうか?
一般的な単行本で200g、文庫本で120g、大判で330gが目安です。
漫画のコレクションが増えるにつれて総重量も増加するため、計画的な収納や管理が重要になってきます。



電子書籍の活用や不要な本の整理など、自分に合った方法で漫画ライフを楽しみましょう。
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