【やめとけ？おすすめしない？】Kindle Unlimitedで読める本少ないはホント？

「Kindle Unlimited（キンドル アンリミテッド）って、読める本が少ないって聞くけど本当なの？」

Kindle Unlimitedは月額定額で様々なジャンルの本が読み放題になるサービスですが、一方で「読みたい本がない」「結局、読める本は少ない」という声も耳にするかもしれません。

　

本記事ではKindle Unlimitedで読める本が少ないと感じる理由を深掘りし、現状を調査をしていきます。

その上でサービスを利用するメリット・デメリット、さらに、もしKindle Unlimitedが合わないと感じた場合の代替案まで、解説していきます。

Kindle Unlimitedで「読める本が少ない」と感じる5つの理由

Kindle Unlimitedは魅力的なサービスですが、利用者のなかには「読みたい本が見つからない」「読める本が少ない」と感じる方もいるようです。

Kindle Unlimitedで「読める本が少ない」と感じてしまう、主な理由を5つ解説していきます。

　

　

　

書籍ジャンルによっては取り扱い率（カバー率）が低い

Kindle Unlimitedで読める本は、すべてのジャンルを網羅（もうら）しているわけではありません。

例えば専門性の高い学術書やニッチなジャンルの書籍は、ラインナップが少ない傾向があります。

　

ご自身が普段読んでいるジャンルが、Kindle Unlimitedのラインナップとマッチしていないと、「読める本が少ない」と感じてしまうでしょう。

　

　

自分が読みたい作品に限って、読み放題対象外になっている

「あの人気作家の作品を読みたい！」「ずっと気になっていたあの本を読みたい！」と思ってKindle Unlimitedで検索したのに、読み放題対象外だったという経験はありませんか？

読み放題対象外の作品は別途購入する必要があるため、Kindle Unlimitedのサービス内容に不満を感じてしまう原因になり得ます。

　

　

最新のベストセラーや新刊の取り揃えが少ない

Kindle Unlimitedでは最新のベストセラーや新刊は、読み放題の対象外になっていることが多いです。

話題になっている本をすぐに読みたいというニーズには、応えられないケースが多いでしょう。

　

最新のベストセラーや新刊を読みたい場合は別途購入する必要があるため、Kindle Unlimitedのサービスに物足りなさを感じかもしれません。

　

　

漫画や雑誌は特定の出版社やシリーズに偏りがある

Kindle Unlimitedでは、漫画や雑誌も取り扱いがあります。

しかし、ラインナップは特定の出版社やシリーズに偏りがあります。

　

そのため「読みたい漫画が、Kindle Unlimitedで読めない」と感じる人もいるでしょう。

　

　

Kindleストア内での検索が難しく、見たい作品にたどり着けない

例えば読みたい本のタイトルや著者名が曖昧な場合、なかなか目的の作品にたどり着けないことがあります。

　

またKindle Unlimitedの対象作品は「読み放題」という表示があるものの、一見しただけでは、どの作品が読み放題なのかわかりにくいという点も、見たい作品にたどり着けない原因の一つ。

結果として「検索しても、読みたい本が見つからない」、と感じてしまうユーザーは一定数いるようです。

　

　

本当に読める本は少ないの？現状を調査したみた

「読める本が少ない」と感じてしまう理由を解説してきましたが、実際のところはどうなのでしょうか？

ここからはKindle Unlimitedの現状を調査し、本当に読める本が少ないのかどうかを検証していきます。

　

　

　

現在は500万冊以上が読み放題となっており、以前と比べると大幅増加している

Kindle Unlimitedはサービス開始当初に比べて、読み放題対象の作品数が大幅に増加しています。

Kindle Unlimited公式情報によると現在では、500万冊以上の電子書籍が読み放題の対象。

　

　

書籍ジャンルのカバー率（取り扱い）も年々充実している

Kindle Unlimitedの書籍ジャンルのカバー率は、年々充実しています。

また出版社との提携も進み、これまで対象外だった作品も読み放題になるケースが増えてきました。

カバー率が充実している傾向を見るに、今後もラインナップの拡充が期待できるでしょう。

　

　

新刊が読み放題対象外のことが多いので、多少難あり

Kindle Unlimitedのラインナップは以前に比べると充実しているものの、新刊が読み放題対象になることは依然として少ないのが現状です。

しかし過去の名作や人気作など読み放題対象の書籍の中にも、十分に楽しめる作品はたくさんあります。

　

　

【やめとけ？おすすめしない？】Kindle Unlimitedのメリット・デメリット

Kindle Unlimitedを利用する上で、メリットとデメリットを把握しておくことは重要です。

ここからは、Kindle Unlimitedのメリット・デメリットをそれぞれ3つずつ解説していきます。

　

　

Kindle Unlimitedのメリット3選

Kindle Unlimitedには、魅力的なメリットがいくつもあります。

ここでは、特に大きなメリットを3つ紹介します。

　

　

　

リーズナブルなサブスク料金で多くの本が読める｜月額980円

Kindle Unlimitedの最大のメリットは月額980円というリーズナブルな価格で、多くの本が読み放題になること。

普段から月に数冊以上本を読む人であれば書籍を購入するよりも、Kindle Unlimitedを利用した方がお得になるケースが多いでしょう。

雑誌や漫画も読み放題の対象なので、様々なジャンルの本を読みたい人にはおすすめです。

　

　

Kindleアプリであれば、どの端末からも読書を楽しめる

Kindle UnlimitedはKindle端末だけでなく、スマートフォンやタブレット、パソコンなど様々な端末で利用可能。

専用のKindleアプリをインストールすれば、どの端末からでも、じように読書を楽しむことができます。

出先ではスマートフォンで、自宅ではタブレットで、というように場所やシーンに合わせて読書を楽しめるのは大きなメリットです。

　

　

読みたい本を端末にダウンロードすれば、オフラインでも読書可能

Kindle Unlimitedで読みたい本を事前に端末にダウンロードしておけば、オフライン環境でも読書を楽しむことができます。

例えば飛行機の中や電波の届かない場所でも、ダウンロードした書籍を読むことができるので場所を選ばずに読書を楽しめますね。

　

　

Kindle Unlimitedのデメリット3選

Kindle Unlimitedにはメリットだけでなく、デメリットも存在します。

ここでは、特に注意すべきデメリットを3つ紹介します。

　

　

　

一度に借りられる本は、最大で20冊までと制限がある

Kindle Unlimitedでは一度に借りられる本の冊数に上限があり、最大で20冊までとなっています。

20冊を超えて本を借りたい場合は、すでに借りている本を返却する必要があります。

　

　

所有権を有しているわけではないため、解約すると本にアクセスできなくなる

Kindle Unlimitedは、あくまでも読み放題サービスなので書籍の所有権を得られるわけではありません。

そのためKindle Unlimitedを解約すると、借りていた本にアクセスできなくなってしまいます。

気に入った本は別途購入する必要があるので、この点は理解しておきましょう。

　

　

Audible（オーディブル）のような、朗読機能は不搭載

Kindle Unlimitedには、Audible（オーディブル）のような朗読機能は搭載（とうさい）されていません。

そのためオーディオブックのように、本を聴いて楽しむことはできません。

　

移動中や作業中に本を聴きたい人にとっては、デメリットとなるでしょう。

　

　

「読める本が少ない」と感じたなら、楽天Kobo・dマガジンなどの他電子書籍サービスを検討しよう！

Kindle Unlimitedの利用を検討したものの「読める本が少ない」と感じた場合は、他の電子書籍サービスも検討してみましょう。

例えば楽天Koboは幅広いジャンルの電子書籍を取り揃えており、Kindle Unlimitedとは異なるラインナップが魅力。

　

またdマガジンは雑誌の読み放題サービスに特化しており、多くの雑誌を読みたい人におすすめ。

　

　

まとめ｜決して読める本が少ないわけではないが、ジャンルによっては取り扱い率が低い

Kindle Unlimitedは、月額定額で多くの電子書籍が読める魅力的なサービス。

しかし、すべてのジャンルを網羅（もうら）しているわけではなく、最新のベストセラーや新刊が読み放題対象外になっていることもあります。

　

そのため、「読める本が少ない」と感じてしまう人もいるかもしれません。

ですがサービスのラインナップは年々充実しており、以前に比べると読める本は確実に増えています。

　

もしKindle Unlimitedに不満を感じた場合は、楽天Kobo・dマガジンなどの電子書籍サービスも検討してみることをおすすめします。